この記事では、当院の処方薬について記載しています。
当院では主に台湾製のジェネリック医薬品のミノキシジル・フィナステリドを取り扱っています。
取り扱っているお薬のヒートタイプはFDA(アメリカ食品医薬品局)の認証を受けており
他のAGAクリニックでも取り扱われています。
当院ではオリジナルのパッケージングをしているため、一包化された状態でお届けしています。
ミノキシジル(白錠剤 1錠あたり2.5mg)
有効成分であるミノキシジルには、血管拡張作用があります。
全身の血管を拡張させ血流が改善され、頭皮の隅々にまで栄養が行き渡るようになります。
新しい髪の毛が生える際に、元々生えている弱っている毛を押し出す形で
強くて新しい髪の毛が生えてくるメカニズムとなっております。
ミノキシジルは外用薬に含まれることがありますが、当院では主に内服薬にて処方しております。
内服薬では有効成分が血液に吸収されて頭皮に運ばれるため、毛根まで有効成分が届きます。
ミノキシジルの内服薬には日本製は存在しません。
発毛実績があり、また販売価格を抑えるために仕入れコストを削減するため
当院では台湾製のジェネリック医薬品を取り扱っています。
多くの方に見られる副作用としては、初期脱毛と多毛症の2つが挙げられます。
初期脱毛
服用開始後の1~2ヶ月に、初期脱毛と呼ばれる抜け毛症状が見られることがあります。
薬の効果によってヘアサイクルが正常化し、元々生えている弱っている毛が新しく生えてくる毛に押し出されることにより起きます。一般的には外見が変化するほど脱毛が起きることは少なく、シャワー時などにご自身が気になる程度でございます。薬に効果がある証拠ですので心配される必要はありません。
多毛症
血流が改善されることにより、頭皮だけではなく全身に栄養が行き渡るようになります。
そのため頭だけではなく、腕や足など全身の部位の毛が濃くなったり生えてくることがございます。
こちらも薬の効果がある証拠ではありますが、気になる方は剃毛などをご検討ください。
その他の副作用
動悸・息切れ・むくみ・ほてりといった副作用がまれに出ることがございます。
発生率としては1~5%程度と言われておりますが、当院では1%未満の発生率となっております。
フィナステリド
(黄色錠剤 1錠あたり1.3mg ピンク錠剤1錠あたり1.0mg)
AGAの原因となるジヒドロテストステロンの産生を抑制することにより
髪の毛の成長期短縮を改善する効果があります。
長期間の服用により、髪の密度が増し、薄い部分をカバーする効果がございます。
ミノキシジルほどの発毛に対する直接的なアプローチはありませんが、AGAの原因にアプローチするため結果的には発毛を促す効果があります。
服用する際の注意点としては
フィナステリド服用中の献血はお控えください。
妊婦の方がフィナステリドを摂取することにより胎児に悪影響を及ぼす可能性があるといわれています。不特定多数の方に輸血されるため、献血は必ずお控えください。
副作用としては男性機能の低下が挙げられます。
性欲減退・精液減少・勃起不全が稀に出ることがありますが
発生率としては現状1%未満でございます。
妊活中のフィナステリドの内服は非推奨となっています。
精液に含まれるフィナステリドの成分は極めて微量ではあり、今のところ新生児に影響があったという報告はございませんが100%安全と言い切ることはできません。
また男性機能の低下がみられることもございますため、妊活をされる際は内服を中断後1か月以上期間を空けてからの開始をお勧めいたします。
※ミノキシジルは妊活中でも内服が可能でございます。
フィナステリドは男性型脱毛症(AGA)に対して作用するものになりますので
女性の薄毛症状には効果がございません。また男性ホルモンに対して働くため
ホルモンバランスの乱れなどに繋がる恐れがあります。
妊婦の方が服用したり接触すると胎児の生殖機能等に悪影響を及ぼす可能性があるため
当院では女性の方へのフィナステリドの処方は承ることができません。
また女性の方がフィナステリドの服用、接触してしまうことのないようご注意ください。
※どのようなお薬でもあり得ますが、薬疹と呼ばれるお薬に対するアレルギー反応が起こることがございます。
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